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「ジョーズ」4K版 [映画・TVドラマ]

Twitterより失礼いたします。
1ヶ月ほど前に撮った物をやっと観ました。HDRの光、コントラストの表現、細部ディテールの鮮明さ、素晴らしかったです。

タグ:4K 映画
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『ジュラシック・ワールド:バトル・アット・ビッグ・ロック』 [映画・TVドラマ]

ビックリしました!『ジュラシック・ワールド』の短編映画が9月15日に放送された様です。
『ジュラシック・ワールド:バトル・アット・ビッグ・ロック(原題:Jurassic World: Battle at Big Rock)』が、2019年9月15日(米国時間)に本国でテレビ放送されたのち、オンラインでも世界配信されているもの。前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)から1年後の世界を初めて描く、次回作『ジュラシック・ワールド3(仮題)』へと繋がる物語。
脚本・監督を『ジュラシック・ワールド』(2015)のコリン・トレボロウが担当。
映画『ジュラシック・ワールド3(仮題)』は2021年6月11日に米国公開予定。

YouTube「Jurassic World」公式
▼Battle at Big Rock | An All-New Short Film | Jurassic World
https://www.youtube.com/watch?time_continue=6&v=C7kbVvpOGdQ

多分、襲って来た肉食恐竜は「アロサウルス」だと思う。
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映画ソフトのご紹介 [映画・TVドラマ]

今日、Amazonで購入した「Final Fantasy XV Kingsglaive」 [Blu-ray]のソフトが届きました。

レンタルDVDで観たのですが、フル3D映画で、予想以上に良い作品だったので、画質の良いBlu-rayの購入となりました。映画に限らず、大体こんな内容だろうと想像して観て、想定を超えた時に「良い作品」だと思うのが、多くの人の心理かも知れませんね。
でも、3D映画ってもうこのレベルなんですね。映像レベルが高いです!

ちなにみゲームの「Final Fantasy XV」は未プレイですが、ゲームをプレイした人にとっては、ゲームで語られなかったエピソードらしいので、ストーリーが補完出来る様です。
ゲーム未プレイでも十分楽しめました。という事で、紹介しておきます。


ちなみに今年購入してまだ観ていない作品が「ブレードランナー 2049」 [Blu-ray]です。
まだ目を通していない春の新作TVアニメがあるので、消化して観る時間を作りたいです。今晩あたり観ようかなぁ。

という事で、映画ソフトのご紹介でした。

※上記Amazonリンクはアソシエイトリンクを使用しています。


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2月1週目に観た映画 [映画・TVドラマ]

■Shall we ダンス?(日本 公開:1996年)

監督:周防正行

脚本:周防正行
出演:役所広司 草刈民代 徳間康快
出演:役所広司 草刈民代 竹中直人 他

物語:★★★★・4点
配役:★★★★★5点
演出:★★★★★5点
映像:★★★★・4点
音楽:★★★★★5点

合計23点 総合評価:★★★★・4.6点
イメージワード:ハートフル、コメディ、ダンス

感想
社交ダンス教室を舞台としたハートフルコメディではあるが、主人公の行動原理はどんな人にも共感出来る。
地味ではあるが、見終わった時の爽快感がある。
また大貫妙子が「王様と私」の主題歌をカヴァーした歌声が雰囲気があって好印象。


■太陽を盗んだ男(日本 公開:1979年)

監督:長谷川和彦
原作:レナード・シュナイダー
脚本:長谷川和彦 レナード・シュナイダー
出演:沢田研二 菅原文太 池上季実子 他

物語:★★★★★5点
配役:★★★★・4点
演出:★★★★★5点
映像:★★★★★5点
音楽:★★★★・4点

合計23点 総合評価:★★★★・4.6点
イメージワード:爆弾、脅迫、自滅

あらすじ
中学校の理科教師である城戸誠(沢田研二)は、茨城県東海村の原子力発電所から液体プルトニウムを強奪し、手製の原爆を完成させ日本政府を脅迫する。

感想
液体プルトニウムから精製して原爆を作る製造過程をしっかり見せ、完成から脅迫。
後に迷走し始める後半、そしてラスト。当時の風俗も随所に入り完成度は非常に高い。
地上波での放送は不可能かも知れないが、ソフトを手に入れて是非観て欲しい作品です。

沢田研二、菅原文太の演技が素晴らしい分、池上季実子が浮いて見えるのが残念。

『セーラー服と機関銃』『台風クラブ』監督の相米 慎二が助監督として参加していた。


■オール・ユー・ニード・イズ・キル(アメリカ合衆国 公開:2014年)
原題:Edge of Tomorrow 別題:Live Die Repeat

監督:ダグ・リーマン
原作:桜坂洋
脚本:ダンテ・W・ハーパー 他
出演:トム・クルーズ エミリー・ブラント 他

物語:★★★・・3点
配役:★★★★・4点
演出:★★★・・3点
映像:★★★★・4点
音楽:★★★・・3点

合計17点 総合評価:★★★★・3.4点
イメージワード:アクション、異星人、侵略、ループ

感想
日本のライトノベルを原作にしたSFアクション。
映像はさすがハイウッド、ただ、宇宙人の侵略、レクチャーされないまま対宇宙人の殲滅に参加させられる主人公、自分が死ぬとループして、それを繰り返し最終的に宇宙人を倒す分岐を見つけていく展開はアイディアにストーリーが振り回されている感じがする。


■ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー(アメリカ合衆国 公開:2009年)
原題:Street Fighter The Legend of Chun-Li

監督:アンジェイ・バートコウィアク

脚本:ジャスティン・マークス
出演:クリスティン・クルック エドマンド・チャン 他

物語:★★★・・3点
配役:★★★・・3点
演出:★★★・・3点
映像:★★★★4点
音楽:★★★・・3点

合計16点 総合評価:★★★★・3.2点
イメージワード:アクション、武術、春麗

感想
今回で2回目の視聴。自分としては可もなく不可もなくって感じ、ただストリートファイターファンであれば不満も多いと思う。
バンコクでのロケは見ごたえはある。

■ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記(アメリカ合衆国 公開:2007年)
原題:National Treasure: Book of Secrets

監督:ジョン・タートルトーブ
原案:テッド・エリオット テリー・ロッシオ 他
脚本:ザ・ウィバーリーズ
出演:ニコラス・ケイジ ジャスティン・バーサ 他

物語:★★★・・3点
配役:★★★★・4点
演出:★★★・・3点
映像:★★★・・3点
音楽:★★★★・4点

合計17点 総合評価:★★★★・3.4点
イメージワード:愛国、アメリカ、大統領、謎解き 遺物

感想
アメリカ人の愛国心の部分が根底に流れているので、想像はできるが胸に来るものは控えめ。
謎解きの側面からも見られるので、前作が面白かったと思う人は楽しめるはず。
大当たりも無いけど大外しもない無難な印象。


■羊たちの沈黙(アメリカ合衆国 公開:1991年)
原題:The Silence of the Lambs

監督:ジョナサン・デミ
原作:トマス・ハリス
脚本:テッド・タリー(脚色)
出演:ジョディ・フォスター アンソニー・ホプキンス 他

物語:★★★★・4点
配役:★★★★★5点
演出:★★★★★5点
映像:★★★★★5点
音楽:★★★★・4点

合計23点 総合評価:★★★★・4.6点
イメージワード:猟奇、犯罪、FBI、心理捜査

感想
連続猟奇殺人事件の犯人を捕らえる為、元精神科医の囚人ハンニバル・レクターの力をかりてFBIアカデミーの実習生クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)が、レクターとの危険な信頼関係を築いて行く展開はスリリングで上手く出来ている。


■ミッション・インポッシブル(アメリカ合衆国 公開:1996年)
原題:Mission:Impossible

監督:ブライアン・デ・パルマ
原案:デヴィッド・コープ スティーブン・ザイリアン
脚本:デヴィッド・コープ ロバート・タウン スティーヴン・ザイリアン
出演:トム・クルーズ ジョン・ヴォイト エマニュエル・ベアール 他

物語:★★★★・4点
配役:★★★★★5点
演出:★★★★・4点
映像:★★★★・4点
音楽:★★★★★5点

合計22点 総合評価:★★★★・4.4点
イメージワード:アクション、スパイ

感想
やはりあのオープニングテーマは名曲だなと感じさせてくれます。
デ・パルマの少しシックな映像とアクションのスリリングな映像が絶妙な配分で構成されている。
ただ、物語の速いテンポに細かい部分が判りにくい感じがある。


■ファーゴ(アメリカ合衆国 公開:1996年)

監督:ジョエル・コーエン
原作:レナード・シュナイダー
脚本:ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
出演:フランシス・マクドーマンド ウィリアム・H・メイシー 他

物語:★★★★★5点
配役:★★★★★5点
演出:★★★★★5点
映像:★★★★★5点
音楽:★★★★・4点

合計12点 総合評価:★★★★・4.8点
イメージワード:事件、誘拐

あらすじ
自動車セールスマンのジェリー・ランディガードは自身の妻ジーンを誘拐させ、裕福な義理の父親から身代金をせしめる計画を立てる。
誘拐依頼した二人組は、逃げる途中に彼らを不審に思ったパトロール中の警察官、目撃者を殺害。
次第に取り返しのつかない状況へと進む。


感想
こ狡い計画があらぬ方向へと進み進退窮まっていく主人公、誘拐依頼された男が人を殺す事に躊躇しなくなっていく過程。それを追う妊娠中の女性署長。
なぜそこまでしなければならなかったのか漠然とした社会不安と幸せの只中の女性署長との対比。
非常に良く出来た作品。お勧めします。



■時計じかけのオレンジ(イギリス・アメリカ 公開:1971年)
原題:A CLOCKWORK ORANGE

監督:スタンリー・キューブリック

脚本:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル パトリック・マギー 他

物語:★★★★・4点
配役:★★★★★5点
演出:★★★★★5点
映像:★★★★・4点
音楽:★★★★★5点

合計23点 総合評価:★★★★・4.6点
イメージワード:暴力、犯罪、更生

感想
暴力やセックス、ドラッグ、卑猥な描写などもあるので、視聴年齢は気を付けた方がいい。
だが、奇抜でアートチックな演出は強烈で、主人公役のマルコム・マクダウェルの演技が素晴らしい。
スタンリー・キューブリックが鬼才と呼ばれるのも頷けるという作品。

タグ:感想 映画
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2016年1月に観た映画の感想 追加 [映画・TVドラマ]

■東京オリンピック【4Kデジタル修復版】(日本 公開:1965年)
原題:Tokyo Olympiad

監督:市川崑

脚本:市川崑 和田夏十 白坂依志夫 谷川俊太郎

物語:★★★★★5点
演出:★★★★★5点
映像:★★★★★5点
音楽:★★★★★5点

合計20点 総合評価:★★★★★5.0点
イメージワード:オリンピック 情熱 祭典 

※記録映画なので配役は点数に入れない。
視聴したのはオリジナルでは無く、4Kデジタル修復版2Kダウンコンバート。
オリジナルより10分長い180分

感想
当時、これは記録映画じゃないと批判された作品の様です。
試合のデータや説明に終始されがちな記録映画を、非常に斬新で演出的な編集、当時の選手、運営スタッフ、観客の息遣いが聞こえて来る様な出来は再評価されるべき。
市川映画の最高傑作ではないだろうか?

2K映像は非常に綺麗、4K版も観てみたい。
本編中盤でインターミッション、途中休憩表示が入る。

■ちょんまげぷりん(公開:2010)
監督:中村義洋
原作:荒木源
脚本:中村義洋
出演:錦戸亮 ともさかりえ 他

物語:★★★・・3点
配役:★★★・・3点
演出:★★★・・3点
映像:★★・・・・2点
音楽:★★・・・・2点

合計13点 総合評価:★★・・2.6点
イメージワード:タイムスリップ 侍 スイーツ パテシエ 絆

感想
タイムスリップもので、話しは悪くは無いが意外性が薄くパワー不足感がある。
全体的に想定内か、にやや届かない感じ。
エピローグも『JIN-仁-』(原作:村上もとか)で似た表現があり、あまり新鮮さが無い。

■ソロモンの偽証 前篇・事件(日本 公開:2015年)
監督:成島出
原作:宮部みゆき
脚本:真辺克彦
出演:藤野涼子 板垣瑞生 他

物語:★★★・・・3点
配役:★★★★・4点
演出:★★★★・4点
映像:★★★★・4点
音楽:★★★・・・3点

合計18点 総合評価:★★★・・3.6点
イメージワード:ミステリー 学校 裁判

あらすじ
大雪が降ったクリスマスの朝、2年A組の藤野涼子と野田健一は校舎脇で雪に埋もれた同級生、柏木卓也の遺体を発見する。
飛び降り自殺と断定されるが殺害されたとの告発状が関係者に届く。
その告発状は、同級生の三宅樹里と浅井松子が共謀して送りつけたものであった。
断片的な事実が明かされている中、浅井松子が交通事故で死亡。
主人公、藤野涼子は真実を知るため学校内裁判を始めようと思い立つ。

感想
前後編の2部構成なので、後編を視聴後にします。
評価点も変わる可能性あり。

■ノア 約束の舟(アメリカ合衆国 公開:2014)
監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:ダーレン・アロノフスキー アリ・ハンデル(英語版)
出演:ラッセル・クロウ ジェニファー・コネリー 他

物語:★・・・・・1点
配役:★・・・・・1点
演出:★・・・・・1点
映像:★★・・・2点
音楽:★★・・・2点

合計7点 総合評価:★・・・1.4点
イメージワード:スペクタクル

感想
独自解釈が過ぎる。主人公に魅力を感じない。
後半、ノアがいつ家族を惨殺していくのか気が気じゃない。いったい何の話し?
脚本ダメ過ぎでしょ。

■LIFE!(アメリカ合衆国 公開:2010)
監督:ベン・スティラー
原作:ジェームズ・サーバー
脚本:スティーブン・コンラッド
出演:ベン・スティラー クリステン・ウィグ 他

物語:★★★・・・3点
配役:★★★・・・3点
演出:★★★・・・3点
映像:★★★★・4点
音楽:★★★・・・3点

合計16点 総合評価:★★★・・3.2点
イメージワード:美しいロケーション イマジネーション 感動

感想
吹き替え版を観たのですが、主人公だけ何故関西弁?吹き替え演出の空回り感が見えて引きます。
現実と妄想が混在しますが、許容範囲。
内向的な主人公が行動的になって行く過程はサクセスストーリーとしても相性いいです。

■ナイト ミュージアム(アメリカ合衆国 公開:2006)
原題:NIGHT AT THE MUSEUM

監督:ショーン・レヴィ
原作:『The Night at the Museum』(ミラン・トレンク著)
脚本:ロバート・ベン・ガラント
出演:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ 他

物語:★★★・・・3点
配役:★★★★・4点
演出:★★★・・・3点
映像:★★★★・4点
音楽:★★★・・・3点

合計17点 総合評価:★★★・・3.4点
イメージワード:コメディー 楽しい 奇想天外 大雑把

感想
かなり大雑把な設定なので、つじつまが合わない部分が沢山!
細かい事を気にする方には不向きかも。

■ナイト ミュージアム2 (アメリカ合衆国 公開:2009)
原題:NIGHT AT THE MUSEUM BATTLE OF THE SMITHSONIAN

監督:ショーン・レヴィ
原作:『The Night at the Museum』(ミラン・トレンク著)
脚本:ロバート・ベン・ガラント、トーマス・レノン
出演:ベン・スティラー ロビン・ウィリアムズ 他

物語:★★・・・・・2点
配役:★★★★・4点
演出:★★★・・・3点
映像:★★★★・4点
音楽:★★★・・・3点

合計16点 総合評価:★★★・・3.2点
イメージワード:コメディー 楽しい

感想
義都合主義は健在!更に強まったかも。細かい事を気にする方には不向き。
1作目で楽しめた方には、今回も楽しめるでしょう!
ヒロインが登場したり、夜明けまでに問題を解決しなければならなかったり、
と、展開は少しリアル寄り。

■ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密 (アメリカ合衆国 公開:2014)
原題:NIGHT AT THE MUSEUM SECRET OF THE TOMB

監督:ショーン・レヴィ
原作:『The Night at the Museum』(ミラン・トレンク著)
脚本:デヴィッド・ギヨン、マイケル・ハンデルマン
出演:ベン・スティラー ロビン・ウィリアムズ 他

物語:★★★・・・3点
配役:★★★★・4点
演出:★★・・・・・2点
映像:★★★・・・3点
音楽:★★★・・・3点

合計15点 総合評価:★★★・・3.0点
イメージワード:


感想
ロビン・ウィリアムズとミッキー・ルーニーの追悼作品。ご都合主義は健在!
ベン・スティラーは、二役(ラリー、ラー)演じているのですが、ラーをストーリーに無理に絡めている様に感じる。
ラストカットの、盛り上がっている博物館の外で見上げているラリーは、疎外感を感じ、蛇足感がある。
ロビンにもっと活躍して欲しかった。

■アメリカン・スナイパー(アメリカ合衆国 公開:2014)
原題:AMERICAN SNIPER

監督:クリント・イーストウッド
原作:ジム・デフェリス
脚本:ジェイソン・ホール
出演:ブラッドリー・クーパー シエナ・ミラー 他

物語:★★★★・・4点
配役:★★★★★5点
演出:★★★★★5点
映像:★★★★・・4点
音楽:★★★★・・5点

合計23点 総合評価:★★★★・4.6点
イメージワード:戦争 アクション 悲劇

感想
クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマで、クリント・イーストウッドは、この手の作品は強い。
殺し殺される戦争の悲惨さを改めて考えさせてくれる作品。

■パラノーマル・アクティビティ(アメリカ合衆国 公開:2007)
原題:Paranormal Activity

監督:オーレン・ペリ
脚本:オーレン・ペリ
出演:ケイティー・フェザーストン ミカ・スロート 他

物語:★★★★★5点
配役:★★★★★5点
演出:★★★★★5点
映像:★★★★★5点
音楽:★★・・・・・2点

合計22点 総合評価:★★★★・4.4点
イメージワード:恐怖 戦慄 悲劇 超常現象 魔術

感想
自主制作、超低予算、編集は監督のパソコン、監督もキャストもすべて無名の人物
という異色作にも係わらず、完成度の高さが光る。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(The Blair Witch Project/1999年公開アメリカ映画)
の様な擬似ドキュメンタリー手法で、劇中で動画投稿サイトにアップしているが、現代風。
少しの資金でもアイディア、協力者、そして行動力と熱意さえあれば、良作を作れる。
なお、音楽はほぼ無いので点数は低め。

■ミツバチのささやき【最高画質版】( スペイン 公開:1973年)
原題:西:El espíritu de la colmena、 英:The Spirit of the Beehive

監督:ビクトル・エリセ
脚本:ビクトル・エリセ アンヘル・フェルナンデス・サントス
出演:アナ・トレント イザベル・テリェリア 他

物語:★★★★★5点
配役:★★★★★5点
演出:★★★★★5点
映像:★★★★★5点
音楽:★★★★・4点

合計24点 総合評価:★★★★・4.8点
イメージワード:荒涼 素朴 少女 純粋

感想
主な登場人物の名は役者の実名と同じ。これは、主人公のアナは撮影当時5歳であったため、役名と
実名で混乱するのを避けるため。
スペイン内戦やアナの性格、荒涼としたロケーション、ガラスの6角形の模様など、抽象化、比喩表現など
が散りばめられている。淡々と日常を切り取った作品なので、そういった作品を見馴れていない人や、結論
や理屈を求める人には不向きかも知れないけど、一度は観て欲しい。

■フューリー(アメリカ合衆国 公開:2014年)
原題:Fury

監督:デヴィッド・エアー
脚本:デヴィッド・エアー
出演:ブラッド・ピット シャイア・ラブーフ 他

物語:★★★・・3点
配役:★★・・・2点
演出:★★・・・2点
映像:★★★・・3点
音楽:★★・・・2点

合計12点 総合評価:★★・・・2.5点
イメージワード:アクション 戦争 戦車

感想
ブラッド・ピットはこの作品には合わない気がする。
1回目のタイガー戦車戦での弾道の光が蛍光色が強くスター・ウォーズの白兵戦の様で、違和感。
ストーリーは全体的に浅い。
タグ:感想 映画
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2016年1月に観た映画の感想 [映画・TVドラマ]

・岳 -ガク-(公開:2010)
監督:片山修
脚本:吉田智子
原作:石塚真一
出演:小栗旬 長澤 まさみ他

物語:★★・・・2点
配役:★★・・・2点
演出:★★・・・2点
映像:★★★・3点
音楽:★★・・・2点

合計11点 総合評価:★★・・・2.2点
イメージワード:美しい

あらすじ
山岳救助ボランティアとして登山者の命を守ってきた島崎三歩(小栗旬)。長野県警山岳救助隊に配属された椎名久美(長澤まさみ)は三歩の指導のもと成長していく。だが、遭難者を救うことができず自信を失っていた椎名久美。そんなある日、猛吹雪の冬山で多重遭難が発生する。


感想
日本アルプスで過酷な雪山ロケを行った映像は美しい。
逆にCG処理部シーンが目立つ。島崎三歩、椎名久美のどちらに主題を置いているのか曖昧。
椎名久美があまりにも山に素人すぎでしょ!自信を失い鬱に入って行く所は観ていてこちらも気分が悪くなります。山に詳しくはないのですが無理、無茶な状況が多く違和感を感じる。
お決まりの大事件から生還して、お父さんを助けた人は椎名だと言う三歩。嫌味にも受け止められかねない。

小さな事件を重ねつつ、山の美しさ、山の素晴らしさを一番に表現すべきだったのでは?

・ルパン三世 (公開:2014)
監督:北村龍平
脚本:水島力也
原作:モンキー・パンチ
出演:小栗旬 玉山鉄二 綾野剛 黒木メイサ 浅野忠信 他

物語:★★★・3点
配役:★★・・・2点
演出:★★・・・2点
映像:★★・・・2点
音楽:★★・・・2点

合計11点 総合評価:★★・・・2.2点
イメージワード:アクション

あらすじ
超巨大要塞型金庫、ナヴァロンの箱舟。秘宝クリムゾンハート・オブ・クレオパトラがそこに収蔵されているのを知ったルパン三世(小栗旬)は、銭形警部(浅野忠信)の追跡をかわしながら、次元大介(玉山鉄二)、石川五ェ門(綾野剛)と秘宝強奪計画を進めていく。


感想
ストーリー展開としては、可もなく不可もなくといった所。
配役が悪いというより、アニメのイメージが強いだけに、役の手探り感が表に出てしまって、パワー不足が感じられる。もっと独自解釈で良かったのでは?
アクションが見劣りしてしまう。特にカーチェイスシーン。

・エル・スール 【イマジカBS・最高画質版】(スペイン 公開:1982)
原題:西:El sur、 英:The South

監督:ヴィクトル・エリセ
脚本:ヴィクトル・エリセ
原作:アデライーダ・ガルシア・モラレス
出演:オメロ・アントヌッティ ソンソレス・アラングーレン 他

物語:★★★★★5点
配役:★★★★★5点
演出:★★★★★5点
映像:★★★★★5点
音楽:★★★★・・4点

合計24点 総合評価:★★★★・4.8点
イメージワード:美しい 切ない 淡々 父と娘

あらすじ
故郷エル・スール(スペイン語で南の意味)を捨て、北の地へ移り住んだ父の姿を、スペイン内戦や、彼の忘れ得ぬ恋人への想いを絡め、その娘の目を通して描いたヒューマン・ドラマ。


感想
娘、エストレリャの目を通して父アウグスティンを回想して描いている。淡々している割には、ぐいぐいと物語の中に引き込まれていく。少女期の映像演出が独特で、陰影を上手く使い、まるで絵画の様な印象。場面転換も陰影の相乗効果で詩的な雰囲気を醸し出している。
後半、エストレリャは成長し、その目を通した父親への視点も成長が感じられ、回想の時間軸が重なる。
子供の時、父と踊った同じ曲が、ホテルのレストランで聞こえるシーンは印象的。もう少し強く出しては方が好み。これが父との生前最後の記憶となる。
父親の自殺から、叔母が住むエル・スールにエストレリャが一人旅立つ直前で終わるラストは、未来への力強さを感じる。

淡々とあまり起伏のない様に感じる展開は、観る人によっては物足りなさは感じるかも知れないが、お勧めの作品です。


タグ:感想 映画
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「映画 妖怪ウオッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」 レビュー [映画・TVドラマ]

「映画 妖怪ウオッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」の劇場公開が19日(土)より始まりました。

12月初め完成試写を観ていたので、感想を解禁したいと思います。


・「映画 妖怪ウオッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」(公開:2015年12月19日)
監督:高橋滋春 ウシロシンジ
脚本:加藤陽一 日野晃博
原作:レベルファイブ
出演(声):戸松遥 小桜エツコ 長澤 まさみ他

物語:★★★★・4点
配役:★★★★・4点
演出:★★★・・3点
映像:★★★・・3点
音楽:★★★・・3点

合計17点 総合評価:★★★・・3.4点
イメージワード:楽しい・感動

あらすじ
エピソード1「妖怪になったケータ」
天野ケータが、妖怪となってしまい、ジバニャンたちと妖怪生活を送ることになる。

エピソード2「ジバニャンの華麗なる大作戦」
8年後のエミちゃんに会うため、ジバニャンはブシニャン、ロボニャン8号と共に、未来へタイムスリップする。

エピソード3「コマさん 家に帰る」
実家に帰ったコマさんとコマじろうは、お母さんから生まれた赤ちゃんコマざぶろうの世話をすることになる。

エピソード4「USAピョンのメリークリスマス」
イナホとusaピョンがサンタ当番に選ばれ、プレゼントを配る中、プレゼントがいらないという男の子と出会う。

エピソード5「妖怪ワールドへ行こう」
妖怪評議会の議長のぬらりひょんから、人間と妖怪が友達になってはいけないという命令を出す。ジバニャン、ウィスパー、コマさん、usaピョン、フユニャンは、人間と妖怪の絆を取り戻す為に妖魔界の王様、エンマ大王の別荘があるという「ワイハーリゾート」へと向かう。

なお、フルCGアニメ「スナックワールド」の同時上映がある。

感想
構成としてよく考えられている点は、前半4つのエピソードが最後のエピソードの伏線になっている点だと思う。アイディアとしてはありがちともいえるけれど、作品としてまとめ上げるのは、大変かもしれない。
そういう意味では意欲作だと思う。
ただ、5つのエピソードに分けた分、小粒感がする。最後のエピソードは締めくくりとしては盛り上がりに欠けた。
物足りなさは感じる。

エピソードに分けたのはスター・ウォーズの同時期公開を意識しての事だったのでしょうか?(笑)
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ガールズ&パンツァー 劇場版 観ました! [映画・TVドラマ]

今週末からお正月にかけての映画が公開されていくので、終わる前に観ておこうと思いアニメ「ガールズ&パンツァー劇場版」を観てきました。

・「ガールズ&パンツァー 劇場版」(2015年11月21日公開)
監督:水島努
脚本:吉田 玲子

あらすじ
戦車道全国高校生大会に勝利した大洗女子学園は廃校を免れ優勝を記念したエキシビジョンマッチが開催された。しかし、「優勝すれば廃校を免れる」というのは口約束であり、検討はしたものの廃校の撤回は出来なかったという事実を告げられる。
今一度、学校存続の為にみほたち大洗女子と援軍による混成チームは大学選抜チームに挑む。

感想
戦闘シーンが全体の7~8割、残りがドラマ部分という構成は、アンバランスな感じを受けました。
戦闘シーンが多いので、迫力はかなりありますが、今回始めて出る「知波単(ちはたん)学園」「継続(けいぞく)高校」「大学選抜チーム」の説明はほとんど無く、劇中の行動や言動で、多分こんな人達なのだろうと推測するしかないのは、ドラマとしてどうなのだろうか?感情移入出来るくらいには掘り下げて欲しかった。
戦闘もかなり強引で戦略というより、ともすると有り得ない様なまぐれに近い戦闘。しかもコミカル感が強い。

大学選抜チームの大隊長、島田 愛里寿(しまだ ありす)の存在感も薄い。
みほとありすとの唯一の共通話題であるボコをなぜもっと掘り下げなかったのか・・・ボコ(ぬいぐるみ)ランドまで出しておいて・・・残念。
ボコランドを戦場にするのは配慮に欠けませんか(笑)

ラストの2対1でありすを追い詰めて行く所は、しっくりこない。逆だったら手に汗って感じだったかも。
TVシリーズのラストは、フラッグ戦とはいえ、戦力差3倍強の敵との闘いで勝利した。その盛り上がりに比べると、劇場の方はTVシリーズには届かなかった気がする。劇場は殲滅戦。
そして肝心の物語のテーマがよく見えない。味も素っ気もない「劇場版」というタイトルは、それが現れている気がしてならないのは考え過ぎか?

少なくともTVシリーズとOVAを視聴してから劇場版を観る事をお勧めします。そして、ドラマの内容は横に置き戦車バトルの好きな方には楽しめる内容かもしれません。
TVスリーズは好きだっただけに、評価をするのが辛いのですが・・・。

おすすめ度(5段階評価)★★
新評価点:★★★・・3.2点


ガールズ&パンツァー 劇場版を観る前に、ブラッド・ピット出演の戦争映画『フューリー』(Fury)を観ました。
第二次世界大戦下、M4シャーマン(フューリー号)に乗るアメリカ戦車兵の物語ですが、感想はまた今度。

★新評価基準


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最近観た映画の感想 [映画・TVドラマ]

最近観た映画の感想など・・・。

・「アイ,ロボット」(2004年9月18日公開 制作:アメリカ)
監督:アレックス・プロヤス
脚本:アキヴァ・ゴールズマン、ジェフ・ヴィンター
原作:アイザック・アシモフ
主演:ウィル・スミス、ブリジット・モイナハン他

あらすじ
ロボット工学三原則を組み込まれたロボットが、人間のサポート役として日常生活に溶け込んでいる2035年のアメリカ。ロボット工学の第一人者であり、スプーナー刑事(ウィル・スミス)の恩人でもあるラニング博士がU.S.R.本社ビルで死亡しているのが発見された。それを発端としたロボットの反乱とその真相が明かされて行く。

感想
ロボットの知能が人間に近くなった時に、いったいどういう事が起こりうるのかという事を描いた作品。
ロボットのサニーが心の様な物を認識し始め、本編では「ゴースト」といっている辺りは、攻殻機動隊と類似しているしほぼ同じ意味だと思う。攻殻機動隊では人間が機械の体に置き換わった時に果たしてそれは人間と呼べるのかという意味合いで「ゴースト」という言葉を使っています。
ですが、一番大切なゴーストの説明が無く、人間対人工知能的のアクション物として一番安易な見せ方をしていると感じ、意外性も薄く消化不良な感想を持ちました。

おすすめ度(5段階評価)★

・「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」(2005年公開 制作:アメリカ)
【吹き替え】
原題:(The Chronicles of Narnia)
監督:アンドリュー・アダムソン
脚本:アン・ピーコック、アンドリュー・アダムソン、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
原作:C・S・ルイス
主演:ジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、アナ・ポップルウェル、ウィリアム・モーズリー他

あらすじ
第二次世界大戦下のイギリスで、田舎に疎開してきた4兄弟がナルニア国へ迷い込み、世界を冬の時代へと変えた白い魔女を倒すため、ライオンのアスランと共に戦う姿を描く。

感想
2章と比べればファンタジー色が強い。ただ、物語に引き込む力が冒頭から弱く感じられた。
クローゼットの中にナルニアに通じる道があるのですが、お決まりのパターンで、他の兄弟は信じてくれず、それを何度か繰り返す辺りはテンポが悪い。予定調和的に進んで行くので、異世界に来たドキドキ感が薄かったのが残念。ラストに現代に帰るくだりも、4兄弟がいきなり大人に成長していて、その過程の説明が一切無く、現代に帰ったら当時の年齢に戻っていて、色々と不可解な部分が多い。
原作は読んでいませんが、映画では端折られたのでしょうか?多分、劇場で観ていたら2作目は見なかったでしょう。

おすすめ度(5段階評価)★

・「ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛」(2008年公開 制作:アメリカ)
【吹き替え】
原題:(The Chronicles of Narnia: Prince Caspian)
監督:アンドリュー・アダムソン
脚本:アン・ピーコック、アンドリュー・アダムソン、クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
原作:C・S・ルイス
主演:ジョージー・ヘンリー、スキャンダー・ケインズ、アナ・ポップルウェル、ウィリアム・モーズリー他


あらすじ
4兄弟が現代(第二次世界大戦下のイギリス)へと戻り、ナルニアでは1300年経ち、ナルニアはテルマール人が治めるようになっていた。4兄弟はナルニアを再び訪れ、悪い叔父から王座を取り戻そうとするカスピアン王子と共に戦う姿を描く。

感想
1章と比べれば重めで、ありがちな王位継承が絡んだ謀略ネタ。虐げられたナルニア人と人間との闘い方で、ファンタジー色を出してるので、ナルニア人が普通の人間に置き換えたなら、かなり退屈な中世戦記物になるかと思います。
アスランをあれほど探す重要性や必要性を感じない。ストーリーの迷走度が増した気がする。
自分にはちょっと合わないファンタジー物でした。

おすすめ度(5段階評価)★

・「インディペンデンス・デイ 特別版」(1996年12月4日公開 制作:アメリカ)【吹き替え】
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ
主演:ウィル・スミス、ジェフ・ゴールドブラム他

あらすじ
アメリカ独立記念日を控えた7月2日、直径24kmにも及ぶ円盤型の宇宙船がアメリカや世界中の大都市上空に出現した。人類は人種を超えてこれを迎え撃つ為に異星人の侵略と戦う。

感想
特別版を観ればもう少しマシになるのかな?と少し思いましたが印象は変わりませんでした。
ビジュアルは確かに凄いのですが、ストーリーの迷走感が強く、何を語りたいのか焦点がはっきりしません。
多分、エイリアンになすすべもなく侵略されていく過程を、パニック映画のの様な群像劇としてに見せたかったのだと思うのですが、上手く出来ていない。ラストでエイリアンを倒す方法として、H・G・ウェルズの宇宙戦争からインスピレーションしてコンピューターウィルスにした事は理屈としてわかるのですが、都合が良すぎて納得がいきませんでした。

おすすめ度(5段階評価)★

・「インターステラー」(2014年11月22日公開 制作:アメリカ、イギリス)【吹き替え】
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
主演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ他

あらすじ
近未来。地球規模の異常気象により、人類は滅亡の危機に晒されていた。
元宇宙飛行士クーパーは、人類の新天地を求めるプロジェクト、ラザロ計画に参加。家族を残し宇宙へと旅立つ。

感想
かなり難解。
三次元に於ける不可逆性の時間と重力場、特殊相対性理論(ウラシマ効果)、特異点、ニュートン力学、スイングバイ航法、漆黒の宇宙空間、音の伝達、運動の三法則など科学的考証を用いた演出とヒューマニズムを織り込んだストーリー展開。一度観ただけではよくわからない、かといって2回目も見るかといったら躊躇してしまう。
4次元、5次元、特異点の映像表現は、そういう解釈だと納得してみる他ない。

おすすめ度(5段階評価)★★

・「エンダーのゲーム」(2014年公開 制作:アメリカ)【吹き替え】
原題(Ender's Game)
監督:ギャヴィン・フッド
脚本:ギャヴィン・フッド
原作:オースン・スコット・カード
主演:エイサ・バターフィールド、ハリソン・フォード他

あらすじ
昆虫型生命体、フォーミックとの宇宙戦争を続けている人類。世界中から優れた少年兵士たちが防衛軍ベースキャンプのバトルスクールへと集められ、宇宙で戦う技術と知識をたたき込まれていた。戦いを終わらせる特殊な能力を秘めているとして少年エンダー(エイサ・バターフィールド)は最終試験に望むが・・・

感想
原作は読んだ事がありません。エンダーの冷静、緻密で大胆な行動でどんどんと才能を開花させる過程は見ていて飽きさせない。その中でしっかり挫折もあり、仲間との信頼関係も必要最小限ありバランスは取れていると思う、(もうちょっと踏み込んでも良かったと思う)宇宙船を使った戦闘訓練は今時な感じでリアルなシュミレーション(ゲーム感覚)。
アニメ向きな脚本な気がしました。「トップをねらえ」にやや似た感じがする。あれほどのヒューマニズムは無いですが・・・
ラストにちょっと違和感。ご都合的な部分も気になる。観て損はしないと思う。

おすすめ度(5段階評価)★★★
タグ:感想 映画
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今日はいい風呂の日だってさ~ [映画・TVドラマ]

今日は11月26日ということで、「いい風呂の日」(いい・ふろ)の日だそうだ。
狙った訳では無いのですが、昨日みた映画の感想など書きます。


・「テルマエ・ロマエ」(2012年4月28日公開)
監督:武内英樹
脚本:武藤将吾
原作:ヤマザキマリ
主演:阿部寛 、上戸彩。

あらすじ
古代ローマの浴場設計技師ルシウス・モデストゥス(阿部寛)は、ローマの公衆浴場から21世紀の日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。漫画家志望の若い日本人女性の山越真実(上戸彩)は、出現するたびに彼に接触することになり、帰還するルシウスに巻き込まれて真実も古代ローマにタイムスリップしてしまう。
どうしてもケイオニウス(北村一輝)を信頼できないルシウスは、ハドリアヌス(市村正親)の命を拒否。その事により史実と異なるアントニヌス(宍戸開)の左遷という問題が持ち上がる。
最終的にルシウスは、治癒効果のある温泉場を戦場に建設し、その手柄をアントニヌスに譲る事でアントニヌスの左遷は取り消され、ルシウスも名誉を回復し歴史改変も回避される。

感想
脚本、演出、キャスト、美術など非常に良くまとまった作品。
エキストラ1000人、ローマのチネチッタスタジオを使ったオープンセット撮影は壮観。
個人的には、飯塚昭三さんのOPナレーションでニヤリとさせられ、物語の導入部もしっかりとしていて物語にグイグイと引き込んでゆく。
主要キャストは全て日本人、外国人の役者以外全て日本語セリフなのに違和感がほとんど感じられない。言語の違いは、右上にバイリンガルマークが出て、強引に納得させてしまう(笑)。過去と未来でフイルムカラーを変える。渦に巻き込まれる客観視点はチープな洗濯機に人形を投げ込んだ様な演出などなど。しっかりと観てくれる人を意識して楽しませる事に重点が置かれている。
バカ真面目で生きる事に嘘を付きたくないルシウスと、生きて行くには自分に嘘を付いて妥協する事もいたしかたない思う真実の対比がとても効果的。
笑って泣ける。今は辛いかも知れないけど、きっと良い事もあるよと思わせてくれる作品。まずは観て下さいという他ありません。

おすすめ度(5段階評価)★★★★★


何度も繰り返し観ている映画の一つだったりしますw
繰り返し観ても新たな発見がある。良い作品の条件の一つです。
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