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今日はいい風呂の日だってさ~ [映画・TVドラマ]

今日は11月26日ということで、「いい風呂の日」(いい・ふろ)の日だそうだ。
狙った訳では無いのですが、昨日みた映画の感想など書きます。


・「テルマエ・ロマエ」(2012年4月28日公開)
監督:武内英樹
脚本:武藤将吾
原作:ヤマザキマリ
主演:阿部寛 、上戸彩。

あらすじ
古代ローマの浴場設計技師ルシウス・モデストゥス(阿部寛)は、ローマの公衆浴場から21世紀の日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。漫画家志望の若い日本人女性の山越真実(上戸彩)は、出現するたびに彼に接触することになり、帰還するルシウスに巻き込まれて真実も古代ローマにタイムスリップしてしまう。
どうしてもケイオニウス(北村一輝)を信頼できないルシウスは、ハドリアヌス(市村正親)の命を拒否。その事により史実と異なるアントニヌス(宍戸開)の左遷という問題が持ち上がる。
最終的にルシウスは、治癒効果のある温泉場を戦場に建設し、その手柄をアントニヌスに譲る事でアントニヌスの左遷は取り消され、ルシウスも名誉を回復し歴史改変も回避される。

感想
脚本、演出、キャスト、美術など非常に良くまとまった作品。
エキストラ1000人、ローマのチネチッタスタジオを使ったオープンセット撮影は壮観。
個人的には、飯塚昭三さんのOPナレーションでニヤリとさせられ、物語の導入部もしっかりとしていて物語にグイグイと引き込んでゆく。
主要キャストは全て日本人、外国人の役者以外全て日本語セリフなのに違和感がほとんど感じられない。言語の違いは、右上にバイリンガルマークが出て、強引に納得させてしまう(笑)。過去と未来でフイルムカラーを変える。渦に巻き込まれる客観視点はチープな洗濯機に人形を投げ込んだ様な演出などなど。しっかりと観てくれる人を意識して楽しませる事に重点が置かれている。
バカ真面目で生きる事に嘘を付きたくないルシウスと、生きて行くには自分に嘘を付いて妥協する事もいたしかたない思う真実の対比がとても効果的。
笑って泣ける。今は辛いかも知れないけど、きっと良い事もあるよと思わせてくれる作品。まずは観て下さいという他ありません。

おすすめ度(5段階評価)★★★★★


何度も繰り返し観ている映画の一つだったりしますw
繰り返し観ても新たな発見がある。良い作品の条件の一つです。
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