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妖怪ウォッチ 劇場2作品目 [仕事]

今日、五反田駅近くにあるIMAGICAで『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』の2号試写に行ってきました。これで、全て終了。後は、劇場公開を待つのみです。

公開は12月19日。
5つのオムニバス形式のエピソード、最後の物語前半の作画監督をしました。
観た人にどういう評価、感想してもらえるのか、座して待ちます。

試写室ロビーに、ジブリで使っていたセル撮影用の大型撮影台が飾ってありました。

タグ:アニメ 仕事
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忙しいです。 [仕事]

久々に更新しました。

現在、「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」のパート作画監督をやってます。

かなり忙しくて(12月19日公開)なかなか更新している時間がありません。

あまり長い間未更新ていうのもいけないので、更新しました。

色々と小ネタは用意しているんですけど、紹介出来るのか不明です(汗


来月、無事に終われば、ファイナルファンタジー関係の仕事に関わるかも知れませんが流動的です。


という事で近況でした。

タグ:仕事

のんのんびより りぴーと8話 [仕事]

遅くなりましたが、「のんのんびより リピート」8話をご紹介。演出しました。
三つのエピソードで構成されています。
Aパートは、夏休みが終わり2学期、木工細工を作る事になったお話し。
Bパートは、給食のカレーから思い出した過去のお話し。
Cパートは、過去話しから繋がっていて、小鞠が大事にしていたぬいぐるみの小吉さんのお話し。

Aパート
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木工細工を作る事になった一同。

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何を作ったらいいのか思案。

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何やら、気合の入ったれんげ。

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兄ちゃんはなげわっぱを作ってます。

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気合の入ったれんげが作った謎の木工細工が一穂の教卓に置かれて。

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一穂「!?」

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「寝ないで下さい!困りますん!」
謎の木工細工は、居眠り防止装置だったみたいです。

Bパート
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回想からスタートします。

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ひかげが学校にれんげを連れて来た事で、とんでもない事に。
ちなみに、夏海(小2)、小鞠(小3)、卓(小5)、楓(中3)です。

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れんげは傍若無人。

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楽しみにしていた給食のカレーが・・・

Cパート
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掃除をしていた小鞠。
机の上にAパートで作った木工細工の本立てがさりげなく置いてあります。

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ベッドの下から発掘された小吉さん。Bパートでも出てます。

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ぬいぐるみ作りが趣味の蛍の家で、修復する事になりました。

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何とか直す事が出来ました。

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というお話しでした。
制作期間は結構かかってしまいましたが、スタッフ皆さんの力もかりて、よくまとまったのではないかと思います。当然、気になった部分もあったので、より良い作品を作る為の課題、宿題となってます。


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お盆休みも仕事! [仕事]

久々にブログの更新です。
約3ヶ月ほど、忙しくてブログ更新まで手がまわりませんでした。

「落語心中」12話ですが、取りあえず、自分の作業は一段落して、四分の一ほどの作業を監督に引き継ぎました。
「芝浜」という落語のネタを全て絵コンテで描いたのですが、時間の関係で一部切られました、ですが役者さんの熱意でこれが復活。などという事があり、まだ、全て完成しているのかわかりませんが、放送は来年。
結局、絵コンテを含めた演出作業は7ヶ月ほどかかってしまいました。

そして「のんのんびより りぴーと」8話の演出作業は、土曜日深夜(15日~16日)のV編集が終わり、こちらは完全に終了。
後は放送を待つのみとなりました。

今は金子ひらく監督の秋新番の原画と「それが声優」最終話の原画作業中。

今週は、謀、ちびっこに大人気の、あのアニメの劇場作品のパート作画監督の仕事をスタートさせます。
上の2作品がかぶってしまいました。
劇場の作画監督は、実は初で、これは気を引き締めてやらねばなるまい。と思っています。


まぁ、ともかく色々とモロ被りで忙しかった数ヶ月から脱して、気付いたらお盆休みの真っ只中。
マジックカプセルから届いたお中元のビールをいただきながら、次の仕事へ頑張りたいと思います。
タグ:アニメ 仕事

絵コンテ終了 [仕事]

「ヘタリア」の絵コンテ作業は、今日の夕方に終わりました。
デジタル作業だったのでデータをアップして終了です。

4分の絵コンテを5本、平均すると4日で1本のペースでしたが、車の購入手続きなどで時間が取られた分遅れてしまった感じです。先に出した絵コンテは好評の様です。

絵コンテは終わったものの、演出の仕事が2本重なってしまって、明日は「のんのんびより」の作画打ち合わせがあります。
5月1日にあった「落語心中」のアフレコ抜きどりは、絵コンテを優先させてもらいました。

あと3山くらい越えないと・・・


そういえば大泉学園にある東映動画社の社屋が取り壊されるそうなので、近いうち(連休の間)に写真でも撮ってこようかと思ってます。
今日、見たらまだ工事は始まっていないみたいでした。新社屋は同じ場所に3年後完成みたいです。


タグ:アニメ 仕事

ちょっと余裕が無い感じ [仕事]

忙しくなってブログの更新が、やや空き気味となっています。

今日は「のんのんびより・リピート」の演出打ち合わせをして来ました。
という事で「のんのんびより」二期、演出やります。

絵コンテが途中までしかできていなかった為、残りの打ち合わせは来週になりました。
絵コンテが未完成という事で、前もって原作と脚本を読ませてもらいました。脚本は吉田玲子さんという事で、やっぱり、原作エピソードを、上手くまとめているなと感じました。
こういう作品の方が、自分には抵抗感なく座り心地が良い気がします。第一期も全部観てますしね。(のんのんびより一期の感想を書いています。マイカテゴリー【アニメ】の中から選ぶか、2015-03-31のブログを参照して下さい。追記もあります)

今週上げるはずだったヘタリアの絵コンテが、様々な都合でまだ終わっていないので、まずはこの絵コンテを上げる事を最優先にしています。なので、ちょっと余裕が無い感じ。

同時並行して進めなくてはいけない別の仕事もある為、忙しいままゴールデンウイークに突入しそうです。


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決定稿出ました [仕事]

「ヘタリア」の絵コンテを昨日データで送って、今日、決定稿を送ってもらいました。

本編4分ほどの内容で一週間ほどかかりました。
慣れないデジタル作業って事もありましたが、もう少しペースアップしたい所です。

デジタルだと秒数調整に時間がかかってしまいました。
ページ全体を見渡してチェック出来ない(1~2ページずつ拡大表示)同じページを表示させてしまった、ページを開き忘れて1ページ飛ばして秒数計算してしまったなど、アナログでは起こらない事が・・・。

紙で秒数調整する時は、秒数が書かれている部分だけ、めくって足し算するだけなので、総秒数出すのはそんなに時間はかからないですし、秒数を足したり引いたり、カット調整もパラパラ見ながらシーンで調整できます。

デジタルだと、秒数が書かれている部分だけを全ページ表示させたり、ずらして見たりする事が出来ないので、1ページずつ表示させては、必要な部分を拡大するという手順が必要で、全体を送り見するビュワーソフト必要かもしれません。

saiで作業しましたが、データが重く、全ページ(18ページ)を開く事が出来ませんでした。
レイヤーを統合してフォトショップで書き出し、フォトショップで全ページを開き1~2ページずつ表示、拡大を繰り返しながら修正メモを書き込んで、全体調整後、これを別名で保存。
saiで修正前と修正後の両方のフォトショップデータを開き(saiでフォトショップファイルは開けますが、フォトショップでsaiのファイルは開けません)、修正前のデータを、修正後のメモを見ながら直すという作業をしました。

短編でページ数、カット数が少ないので何とか対応できましたが、テレビシリーズの様な100ページ以上になる作業ではかなり大変かも・・・。
色やフォントを使ったり、写真を貼りつけたりして、読みやすく整えたりするのには向いているとは思いますが、一長一短って所です。

あと4本描かないといけないのですが、原画作業もあるので、一週間後に次の絵コンテが上がるかは難しい所かな。


タグ:仕事 アニメ

初のフルデジタルの絵コンテ [仕事]

仕事としては、初のフルデジタルの絵コンテを描いています。作品は「ヘタリア」。

紙(アナログ)で描くのと違って、全体のカットの流れを俯瞰して観れない、勢いやひらめきなど感性で描く部分が抑制されそう、そんな気がしてます。

作業が終わった時点で、どの位アナログ描きとの異差があるのか検証したいと思ってます。

なぜフルデジタルで描く事を選択をしたかというと、まずはデジタルで描く環境、スキルが有る事と、作品の方向性(原作を再現する)として、最低限原作の絵は必ず使うという縛りがあり、これはもう、デジタルを使った方が作業の効率としていいだろう。原作のコマもコピー&ペーストして使えるしね。って事で、今回、初のフルデジタルでの絵コンテとなりました。
原作を再現したからといって、アニメとしての面白さにつながるかどうかは別の話しだろうけど、オーダーは踏まえながら、極力面白くするつもりです。

一番怖いのが、データを誤って消してしまったり、パソコンの不具合など。バックアップも取っておかないといけないですね。

基本的にはsaiだけで作業していますが、線画の抽出がこれほど楽なソフトは見た事が無い(知らないだけ?)
レイヤータブの<輝度を明度に変換>だけで線の劣化も無く抽出完了。細かいゴミ、ノイズ修正の作業がほとんどいらなくてほんと楽~( ̄▽ ̄)

タグ:仕事 アニメ
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二日連チャンで・・・。 [仕事]

昨日は夕方から雨でしたが、わたなべひろし監督と絵コンテ打ちをして、終わったのが午前1時過ぎ。

車で制作デスクの方に送っていただきましたが、やっぱり時間、かかりましたね。
短編5本分、時間にして20分の絵コンテを描きます。

今日は夕方から、自分の絵コンテ演出話数回のアフレコがありました。
石田彰さん、山寺宏一さん、林原めぐみさん、小林ゆうさん、牛山茂さん他、といった役者さん達でした。
先週がアフレコ予定だったんですけど、スケジュールの都合で一週飛びました。

林原めぐみさんから、虎屋の羊羹の差し入れがありました。今回の話しに合わせて熨斗が・・・。
お亡くなりになるキャラクターが出てくるのでって事で、その気遣いというか遊び心というか
( ̄▽ ̄)

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ありがとうございました。

林家しん平さんともお会いいたしました。「芝浜」部分のアフレコで、またお会い出来るかも知れません。


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有頂天家族原画集<初級編> [仕事]

以前にブログに書きましたが、「有頂天家族」というテレビアニメ作品が好きで、動きがいいなぁ~と思っていた部分が、井上俊之さんが担当していたという事もあり、原画集を購入。

今回は、有頂天家族原画集<初級編>のオーディオコメンタリーを元に、少し紹介したいと思います。
なお、作画用語が出てきますが、説明はいたしません。

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▲3話c136は、歩いてインして靴を脱ぎ、一段上がって奥へ歩いて行くアクション。
レイアウトは望遠になり過ぎない様にしたそうです。
そもそも望遠とはレンズを通す事でしか得られない構図で、人間の見た目の感覚とは全く違う物。
演出によっては、レンズのミリ数で指示を出す方もいるようですが、井上さんは、そこに居合わせたかの様な人間の見た目感を出すように心がけているそうです。

[猫]靴を脱ぐ動作もシンプルでありながら、よく考えられているなと感じます。

3話c137は、暖簾をくぐるという芝居。
日常動作はいかに変に見えない様に描くか、ツメ指示と原画の連動という事に特に気を使ったそうです。
暖簾をくぐる時、少し頭を下げるとか、布の重量感など、細かい部分のこだわりも出ています。

[猫]こういう日常芝居って、嘘がつけないので実は大変。
いかに日頃の体験や観察をアニメに落とし込むのか、アニメータの素養に関わって来る重要な部分です。


3話c141は、矢三郎と矢四郎が手を取って歩き、矢四郎が途中で咳をするカット。
矢三郎は中4枚の歩きに対して、矢四郎は中3枚という歩き。


このカットは、矢三郎に矢四郎の左手を書き込み、矢四郎の左手以外を別セルで上に置く事で回避。
歩きながらの咳も、歩きのタイミングも考慮して、最終的に元の歩きに戻る様に、コントロールしていました。
中なしで咳をして中1のタイミングで戻るというという事は当初から想定していたそうです。

[猫]タイミングの違う物を書き込みで表現するのは、アニメでは非常に面倒な作業なんです。

有頂天家族_c143.jpg
▲3話143は俯瞰の床に手前をイン~アウトして通り過ぎる矢三郎と矢四郎の足。
矢四郎の足はカメラの近くを通るので、奥から手前に大きくなります。

特にこういうカットは、床のパースを並行に取りがちな人が多く、構図が望遠ぽくなってしまいがち。
イン~アウトする足の運びは、フレーム外をいかに想像するかがポイントという事です。

3話c144は、てを取って歩く矢三郎と矢四郎をまた上で切ったアオリのアングルで、手前方向へフォローするカット。
BGの上に作画の柱を奥に送り、天井を見上げる二人。
手を取る二人の歩きが描き込みされ、タイミングが違う厄介なカットですが、中4、中3を描き込みでタイミングをズラすのは断念。そのかわり、歩きの中間ポーズも原画にする事によって、二人の位置関係に変化をつける事で表現したそうです。

[猫]こういう所はテクニックと経験のなせる技ですね~。

3話c145は、俯瞰アングルで、手を取り手前から奥へゆっくり歩く矢三郎と矢四郎のカット。
手を取る二人の歩きが、描き込みされ、タイミングが違う厄介なカットですが、前カットと同じ方法論で作業。
一歩ごとの原画だけで中割すると、二人が一つの塊の様に見えるので、歩きの中間ポーズも原画として、二人の位置も、寄ったり離れたりさせる事でタイミングがずれている感じを表現したそうです。

[猫]これ、描き込みだったんだ・・・脱帽です。

勉強になるなぁ~、今回はここまで( ̄▽ ̄)
続きは、時間がある時に追記いたします。

次回予告・・・「なびきに技あり!弁天脱ぐ」

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