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重力波を初めて観測に成功 [日記]

12日、重力波の観測に成功したというニュースが駆け巡りました。

SFの中ではすでによく使われる言葉ではあるのですが、実際に地球上で観測できた事となると、これはノーベル賞級の大発見。
天文学的には新しい観測の目(いや、耳かも)を手に入れ、新しい重力波天文学という分野が一つ増えた画期的な出来事だと言えるでしょう。

ウィキペディアによると
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重力波(じゅうりょくは、英語: gravitational wave)は、一般相対性理論において予言され、後に観測された波動であり、時空(重力場)の曲率(ゆがみ)の時間変動が波動として光速で伝播する現象である。
重力により発生する液体表面の流体力学的な重力波(gravity wave)とは異なる。

重力波は、巨大質量をもつ天体が光速に近い速度で運動するときに強く発生する。例えば、ブラックホール、中性子星、白色矮星などのコンパクトで大きな質量を持つ天体が連星系を形成すると、重力波によってエネルギーを放出することで最終的に合体すると考えられている。
重力波の概念は、アルベルト・アインシュタイン自身が、一般相対性理論を発表した2年後に発表した。重力波が存在することは間接的には示されていたが、その後重力波を直接観測することにも成功した。重力波の伝播を媒介するものは、重力子(graviton)という粒子と考えても良いが、これは未検出である。
重力波を直接観測することは、現在の一般相対性理論研究の大きな柱の1つであり、巨大なレーザー干渉計や共振型観測装置が世界の数拠点で稼働あるいは計画中である。また、予想される重力波は非常に弱いため、ノイズに埋もれた観測データから重力波を抽出するために、重力波の波形をあらかじめ理論的に計算して予測する研究も精力的に進められている。
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という事です。

SFでいうワープ航法の一つの解釈として、この重力波で出来た時空間の歪みの頂点から頂点を飛び越える事で時間短縮するという考え方があります。
ここまで行くと飛躍しすぎかもにれませんが(笑)アニメ「トップをねらえ」でも重力波観測、ごく当たり前の様にしてましたし。アインシュタインの宿題が現在の科学技術でやっと紐解かれていくのは、感無量です。

観測されたものは波形ですから、当然、音に変換する事ができます。
宇宙を自分の耳で聴くことが出来る様になったのです。
公開されているので、是非聞いてみてください。

これから色々な事が分かって来るでしょう。確実に宇宙の地図が書き変わるでしょう。宇宙で起こる現象が私たち人類(生命体)にどれほどの影響を及ぼしているのかわかる日も来るかも知れませんね。

3月に稼働する日本の重力波望遠鏡「かぐら」にも頑張ってもらいたい。
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